前回に続いて、今度はFL(フロリバンダ)系で、僕が好きなバラの紹介です。
結愛は、2011年に京成バラ園芸にて発表された品種ですので、かなり新しい品種です。
データでは花径は7cmとなっていますが、家では10cmを超えていて、中大輪くらいのサーモンピンクの花を咲かせてくれています。花弁の先は少しメタリック調の色合いです。
また、香りは非常に強く、近くを通るだけでかなり香りますが、咲き進むに連れてだんだん弱まってきます。
近くに植えてある、強香で有名なHTパパ・メイアンより、香りは強いかもしれません。
このバラの特徴として、花弁数が非常に多く、詰まっています。
ただ、直射日光には非常に弱く、日光に当たると花びらがすぐに傷んでしまいます。(写真の花も、一番外の花弁は少し先が傷んでしまっています。)
日光にさえ当てなければ、花持ちは非常によく、2週間くらいは1枚目の写真のような形で、ほぼ同じ状態のままで咲いていてくれます。
株は直立性ですが、枝が細めでしかも詰まった重い花が咲くので、重みで下を向こうとする傾向が見られます。
地植えして2年経ち、かなり株が充実してきましたが、重みで下を向こうとするのは代わりません。シュートの太さによっては、支柱を立てたほうがいいでしょう。
耐病性は普通です。普通に予防はしていますが、黒点病はそれほど広がりません。苗を買った1年目は株がまだ弱かったせいもあり、うどんこ病がよく出ていましたが、最近は出ていません。
—
この記事は新しい情報があれば都度追加していきます。