X

第36回小豆島オリーブマラソン全国大会

先日小豆島町で開催された「第36回小豆島オリーブマラソン全国大会」に参加してきましたので、来年以降に向けて備忘録を兼ねて記してみたいと思います。

なお参加中の写真は撮る余裕が全くなかったのでありません。あしからず(^^ゞ

この記事を見ていただいて今後のアドバイス等があれば是非よろしくお願いします。(同大会参加者歓迎w)

■■■

【大会までの準備編】

まず、僕がエントリーしたのはハーフマラソンの部。
全クラスで合計5400人くらいの参加者が居たとのことなのですが、そのうちハーフが3400人強。
2/3がハーフの参加者ということになります。

大会へのエントリーは2月25日にRUNNET経由で行いました。手数料含めて4,200円でした。

参加しようと思ったきっかけは、会社の人に誘われたから(^^ゞ
大会まで丁度3ヶ月の時だったので、それまでしっかり練習すれば完走できるのではないかと思って、思い切ってハーフにしました。

練習はできるだけ週2回程度は走ることを目標にしましたが、後で記録を見返してみると、大体週に1回、10km程度走っているだけでした。
走りはじめた時の1kmラップタイムは大体6分で、1ヶ月くらい練習した後は5分チョットで10km連続して走れるようになっていました。
これはもともと登山や自転車で脚の筋肉が鍛えられていたので、少し走ってジョギングに慣れたせいでしょう。

ただ、4月中旬にどうも右のスネが痛くなり始めました。
調べてみると、恐らく「シンスプリント」というランナーに多い故障のようで、悪化させてもいけないのでランの練習は控えて、自転車や登山であまりスネを痛めないようなトレーニングをしました。
とは言え、この記事を書いている時点でも、まだスネが少し痛みます。昨日のオリーブマラソン本番で負荷をかけたせいだと思いますので、またしばらく静養したいと思います。

【大会当日編】

今回は一人での参加なので、フェリーのコスパの良いバイクで会場に向かうことにしました。

なので、準備物はシートバッグに入る量に抑えました。持っていったものは以下の通り。

  • ジョギングシューズ
  • キャップ(帽子)
  • 心拍計
  • ベルトポーチ(iPhone格納用)
  • 終わってからの着替え
  • 補助食(干し梅)
  • 日焼け止め(海水浴でも落ちない強力なヤツ)

ジョギングウェアは背中にポケットがあり便利なサイクルジャージを流用し、これは着込んで行きました。

当日の朝食はオニギリを3個、フェリーの中で食べました。

バイクをフェリーに載せるのですが、高松発土庄行きの6:25発の便に確実に乗りたかったので1時間くらい前に港に行きましたが、バイクの場合は30分前でも余裕のようでした。

時間に余裕があったので、歩いて近くのバラ園を見たりして過ごしました。

フェリーは先に搭乗する旅客の人達が多く、バイクを載せて客室に行くと完全に満席で、甲板の上に座って1時間を過ごすことになりました。

これはバイクが自動車より後から載せられたせいですが、帰りの便は旅客と同じタイミングで搭乗できたので、席を取ることができました。
なお、今回車はかろうじて全車乗ることができていたようですが、将来車で参加される方はギリギリだと乗れない可能性はあると思います。

土庄港に着いてから、マラソン会場の坂手港に向かいます。バイクだと時間にして40分くらいです。
車が多くて渋滞しているので、そんなに速くは走れません。

坂手港には臨時の駐車場がありますが、僕が到着した8時半ごろにはすでに満車で、自動車は別の場所に誘導されていました。
バイクの場合は「そのへんの隙間に停めておいて」と言われ、駐車場の中でも比較的会場に近い位置に止めることができました。

そのまま準備をして、受付を済ませ、荷物を預けると後はスタートを待つだけです。

トイレはスタートゲートの付近にありますが、順番待ちに30分くらい掛かりますので早めに並ぶ方がいいです。(下の写真はトイレ待ちの行列です。)

スタートは予想タイム順に、前から並びます。

まぁコレは概ね適当でいいでしょう。
集団がバラける3kmあたりまでは、人が多くてペースをあまりあげられませんので。

【スタート以降】

スタートしてからはしばらく集団がずっと続いていて、大体キロ6分前後のペースでダラダラ流れています。
バラけ始めて自分のペースで走れるのは前述のとおり、3kmあたりかと思います。

最初の折り返しは草壁港付近で、スタートから約4.6kmの地点。折り返し後は、次に二十四の瞳映画村の方に向かう交差点(古江交差点。約8.5km地点)あたりまでは快調に走れました。

そこから2回目の折り返しとなる「二十四の瞳映画村」までは、前半と違ってアップダウンがある道を走ります。
日陰もあまりなく、しかもゴールから離れていっているワケですので、精神的にもかなりキツイです。
そして、給水所も前半は1kmおきにあったのですが、後半はそれほど多くありません

天気がいい日は脱水症に気をつけなければいけませんね。救急車も何台も走っていましたので、倒れた人も居るでしょう。
給水所の度に水分補給と身体に水を掛けていましたが、僕もかなり危なかったのではないかと思います。

2回めの折り返しからゴールまでまだ7kmもあるのですが、それからの1kmは常にものすごく長く感じます。

時計を見ながら、まだ数十分もこのキツイのが続くのか、と思いました(笑)
沿道で応援してくれる人や、一緒に走っている参加者が居るのででなんとか頑張りますが、一人で走っていたら絶対に立ち止まってしまっていたでしょう。

GPSでのログを見ると、17kmあたりからガクッとペースが落ちています。走っている時もなんだかお腹が空いたように感じていたので、恐らくエネルギー切れでしょう。ゼリーなどを持っておくべきでした。

ヘロヘロになりながらも、かろうじて最後まで歩かずにゴールしましたが、終盤の登り坂とかは歩くのと大差ないペースだったと思います(^^ゞ

結果は2時間9分で、年代別(30歳代)の中で、ほぼ半分くらいの順位でした。

【ゴール後】

ゴールするとすぐに計測チップが回収されます。

そのあとペットボトルの水を貰い、やっと一息つけました。

ゴール後しばらくすると足先が痛くなっているのに気づいて、靴下を脱いでチェックすると、両足とも何本かの指で爪下血腫が発生していました。それと、指の腹に水ぶくれが数箇所。
とりあえずどちらも相当溜まっていたので、針で刺して抜きましたが…(^^ゞ

しばらく休憩するとだいぶ体力も回復してきたので、完走証を貰ってからそうめんの食べ放題に参加しました。
ゆで加減もちょうどよくて美味しかったです。

そのうち交通規制も解除され、着替え等の帰宅準備をしてからボチボチ会場を後にしました。

帰りは土庄港14時45分発のフェリーに乗りましたが、時間に余裕があったし、バイクだったので小豆島の北側をまわって帰りました。

南側と違い、全然車が走っていませんので快適です。
すれ違った車の台数より、自転車の台数のほうが多かったくらい(^^ゞ

フェリーに乗り、無事自宅に帰還したのは16時15分ごろでした。

走っているときはあまりのキツさに「二度と参加するか!」と思ったくらいですが、さてどうでしょうか?(笑)

Nariyuki: 高松市在住。 興味が湧いたことは、とりあえずやってみる人。 たとえそれがプロしかできない(かもしれない)ことでも(汗 まぁー、プロだって最初は素人ですからー。

View Comments (2)

  • ハーフマラソンお疲れ様でした~
    いやはや立派なタイムだと思います。私、今走ったら…タイム以前に完走できないと思います。
    (自転車で鍛えている筋肉しかないので、ランニングはすぐに限界が来ます)
    ハマる人はハーフをステップにしてフルマラソンに挑戦…というパターンみたいです。
    ちなみに私も初の自転車レースに出る予定です。これから梅雨で練習できなさそうですが…
    運動で競えるなんてなんと幸せなことですね!

  • >てつ さん
    こんばんは。
    自転車乗ってる人は、使う筋肉は違いますが、心肺機能は鍛えられているハズなので、そこそこランもイケると思いますよ^^
    いずれはフルにチャレンジしてみたいですが、まずハーフでバテずに最後まで気持よく走れるくらいにはならなければ、ですね~

    今はガリ痩せの体型を改造すべく筋トレもしているので、梅雨のシーズンはそちらを頑張りたいと思います(笑)