玄関ポーチはタイルですか?
玄関ポーチですが、何も言わなければハウスメーカーはタイルを推薦してくるのではないかと思います。
うちはそうでした。
標準が150mm角のタイルで、オプション等で300mm角やその他のサイズのものが選べました。
ただ、ここはよーく考えて欲しいところです。
住宅の建築と外構を同じ業者、タイミングで施工する場合はいいでしょう。
外構のことも考えて、検討することができます。
でも、先に住宅だけ建てて、少し経ってから外構を考えよう、というのもよくあるパターンです。
その場合は、玄関ポーチのタイル貼り、注意した方がいいです。
何故かと言うと、玄関はそのまま外構・アプローチと繋がっています。
つまり、安易に考えて貼ってしまうと、後でアプローチを施工するときに、デザイン上の繋がりが失われかねません。
どんなデザインのアプローチにするつもりですか?
視点を少し変えてみましょう。
アプローチにタイルを貼る人はそんなに居ないのではないかと思います。
洋風の外構だと、自然石を乱貼りしたり、きれいな砂利をひいたりしますね。
他にも、枕木をアクセントにしてみたり。
和風であれば、御影石だったりですよね?
タイルを使うのは、フランス式庭園のように左右対称な広い庭園や、テラスと一体化させたようなデザインを取る場合が多いでしょう。
他にも、すぐにカースペースがあり、土間コンクリートにタイルをアクセントにしたりする場合など。
どちらにせよ、外構を後から施工するなら、何らかのデザインを考えます。
その時に困らないように、外構のことまで考えて玄関ポーチをデザインしておくこと、ということです。
うちでは、アプローチを自然石(ローズクォーツストーン)の乱張りにする予定だったので、その流れを切らないようにポーチも同じ石を貼りました。
↓こんな感じです。
施工後に貼り替えることは難しいので、タイルを貼るにせよ、ある程度外構のイメージを考えて、繋がりのある配色にしたほうが後々後悔しないと思います。