途中まで屋根を貼った状態で、先にサッシの取り付けを行なっていましたが、残りの屋根をササッと貼ります。
屋根を貼る
撮り忘れたので写真がないのですが、水切りは軒先とケラバの2つは、屋根を貼るより先に取り付けなければなりません。
軒先ルーフィングの下に。ケラバはルーフィングの上に「のぼり木」と言われる水切りの下地材を貼り、その上にさらにルーフィングを増し貼りしてから、水切りを取り付けます。
このあたりの施工図は、屋根材のコロニアルを扱っているケイミューさんのサイトからダウンロードできますので、そちらを参照するのがいいでしょう。
水切りを取り付けたら、まずはスターターと言われる、通常の屋根材の半分くらいの長さの材を軒先に専用釘で固定します。
そのあと、その上に順に屋根材を貼っていきます。
実際に外から見えるのは、屋根材の半分以下で、残りの部分は一つ上の段の屋根材に隠れてしまいます。
交互に1/2ずつずらして貼っていくので、両端は半分にカットした屋根材を貼ります。カットにはシングルカッターというプロ用の道具があれば楽ですが、当然持っていないのでグラインダーにダイヤモンドカッター刃を取り付けて切っていきます。厚みはそれほどないので、簡単にカットできますが、枚数が多いのでタイヘンです(^^ゞ
一番上まで貼ると、その上に笠木を固定し、「雨押さえ」という水切りを付けます。
本来雨押さえは外壁の下側に入る構造ですが、今回は後付けのため、外壁の外に付けて、無理矢理コーキングしました(^^ゞ
サイディング用のコーキング剤はちょっとお高いですが、耐候性とか考えると安物は怖いです。
ま、今回はすぐ上がバルコニーになっていて簡単にアクセスできるので、定期的に補修することはできますが…
こんな感じで屋根貼りが終わりました。
使用した屋根材は「カラーベスト コロニアル グラッサ」というもので、本体1梱包に8枚入っていました。
僕が買ったのはウォルナットブラウンという色ですが、殆ど真っ黒なので、ブラウン色が好きな方はもう少し薄い色を選ぶといいと思います。
なお、水切りは「アサヒ」のGL21という色(新茶)を使いました。こちらは良い感じのダークブラウンでした。(写真では屋根材と同じような色に見えますが、少し薄いです。)
今回、屋根を付けたのが物凄くいい天気の日で、照り返しの日差しと屋根材の熱とで、すごく汗をかきました。
10月にこの暑さだということを考えると、夏にはやりたくない作業ですね(^^ゞ
次回、「DIYでサンルーム温室8」天井貼り編です。
コメント
はじめまして、アイリスバンクと申します。
モノづくりの意欲を刺激されるような気がして、楽しく拝見しております。
屋根のコロニアル貼りの工程を今度参考に、物置部屋を作りたいと考えております。
私の経験では、福岡などの場合で、5月くらいから10月くらいまでは、屋根の上というの太陽光の照り返しが晴れた日にはとても暑く感じ、冬は逆に風が冷たいので、作業が大変だと感じます。
ただ、作業を終えた後の達成感みたいなものが、楽しいので、やめられなかったりします。
>アイリスバンクさま
コメントありがとうございます。
冬場の屋根作業は、寒さもありますが、風との戦いという面もありますね。
ルーフィングも風があるときは施工が大変ですし、落下するとただの怪我では済みませんから。
達成感に関しては同感です^^
普段はお酒はあまり飲みませんが、物凄くシンドい作業の後のビールとか、やめられないですね。
#しばらくはおいておきますが、当ブログとあまり関係なさそうなサイトですので、そのうちリンクは外させて頂きますねm(_ _)m