「DIYでサンルーム」ですが、屋根編をすっ飛ばしてサッシ編です。
サッシを取り付ける
実は屋根も1/3ほど貼っていますが、通販で購入したサッシが届いたので先に取り付けます。
今回使用するサッシはW2600xH2230mmのサッシが3枚。うち2枚が3枚3本レールの引違い窓で、1枚が「オープンウィンフォールディング」という折れ戸の全開口サッシです。
オープンウィンフォールディングは見た目・機能性もいいですが、お値段もパないです(^^ゞ
ぶっちゃけ、オープンウィンフォールディング1枚で、他の2枚分の引違い窓より高いです(笑)
でも、折角なので正面くらいは見た目が良いのを付けたかったのです。
今回のサンルームの材料費で、最も高いのがサッシで、費用の半分近くを占めることになると思います。
サッシのグレードは、リクシルのシンフォニーマイルドというものを選びました。ガラスは通常のペアガラスです。
断熱性の高いLow-Eガラスもありますが、温室ということで室内にできるだけ日射を取り入れる必要がありますので、あえて普通のペアガラスにしました。その分、夏場は高温になりすぎないように注意しなければなりません。
(後日追記)太陽高度が高い夏は直射日光も入りにくくなるため、意外と高温にはなりませんでした。むしろ中途半端な春秋の方が、室内が高温になりがちです。
サッシは通販で購入したので、まずは開梱します。
こちらがサッシの枠。
そしてこちらがサッシの本体です。
どっさり。
重いのは1枚50kgくらい。配送していただいた西濃運輸さんも、かなり気を使ったと言っていました。
まずは枠を取り付ける
開梱すると、まずはサッシ枠を組み立てて、枠だけ取り付けます。
枠はサッシに付属しているネジで組み立てるだけです。簡単ですが、正直、一人でこの大きさのサッシ枠を組み立てるのは無理です。そして、それを窓枠に固定するのはもっと難しいです。
ぶつけたりすると結構簡単に曲がってしまいそうなものなので、慎重に作業します。
枠が収まると一安心です。
枠に入らなくて柱を削る!
とか、やりたくないですから…
枠を入れたら、仮止めして、ちゃんと直角が出ているか調べて微調整します。簡単な方法はやはり対角線の長さをそれぞれ測って、同じ寸法であれば長方形になっている、ってやり方ですね。
微調整が完了したら外側からスクリュー釘で固定します。
その後室内側から木ねじで留めていきますが、その時柱・梁との間に隙間があれば、スペーサーを入れて調整します。
結構地道です。
ここで注意しておくことは、サッシの上側の枠。
幅が広いサッシなので、枠は下にたわんでいます。
これをまっすぐになるようにしながら固定しないと、窓本体がスムーズに動かないし、特に外側の網戸が上手く嵌まりません。
僕も注意していたのですが、若干たわんだままになってしまい、一部網戸がスムーズに動かない箇所ができてしまいました。
窓本体をはめ込む
枠が完全に固定されたら、やっと窓本体の取り付けが出来ます。
ちゃんとサッシが入って、スムーズに動くとホッとしますね。
同様に残りのサッシも取り付けをして、全部ガラスまで入れました。
なお、オープンウィンフォールディングは、サッシ枠を取り付けした後で、ガラスだけ単体で後から入れるような構造になっています。吊り戸ということで、重いガラスの荷重全てが枠の上側にかかるため、そのような構造なのだと思います。
ガラスを入れてから、後付けのビードをはめ込むのに物凄く苦労したことをここに書いておきます(^^ゞ
ま、サッシは基本的にビス、釘などの部材もすべてサッシに付属していますし、取り付け説明書も付いてますので、じっくり読めば誰でも取り付けられると思います。ただ、大開口のサッシだと、枠の組立は2人いないと難しいです。
以前物置でサッシを付けたときには、これほど苦労することはありませんでした。
サッシが付いて、一気にサンルームっぽくなりましたね。
次回、「DIYでサンルーム温室7」屋根編です。