壁に合板を貼る前に、サッシを取り付けなければなりません。
サッシの取り付け
今回取り付けるサッシは、3つ。
縦すべりが2個。引き違いが1個です。
全てペアガラスの半外付けタイプです。
サッシには3タイプあります。
- 内付け
- 外付け
- 半外付け
です。詳細はGoogle等で検索してみてください。
今回使用する半外付けタイプは、本来は柱の外側に付けます。
2×4なら、(たぶん)合板を貼った上に付けます。
元々、この物置の設計時は、外壁をサイディングでしようと思ってたので、その場合は、合板を貼って、透湿防水シートを貼って、胴縁を付けて、その上にサイディング、といった感じでかなりの厚みになります。
しかし、今回は途中で計画変更して、外壁はラス下地にセンプラム(西洋漆喰っぽいもの?)を塗ることにしたんです。
そうなると、外壁の厚みがかなり薄くなるので、本来のサッシの取り付けだとかなり外側に出っ張ることになります。
で、苦肉の策として、合板を貼る前にサッシを付けて、それから合板を貼ることにしました。
[追記]
本当は、このやり方はオススメしません。なぜなら、サッシと外壁の隙間のコーキングが劣化した時に、すぐに合板に水等が合板に染みこむから。
合板の外にサッシを付けた場合は、サッシのツバの部分があるので水が入りにくくなります。
[写真では壁合板が貼り終わってますが、これは後から写真を撮ったからです;;]
実際に取り付けてみます
サッシの取り付けは、結構簡単です。
まずサッシの大きさより5mm程度大きめの枠を作ります。これは壁に予めそのサイズのスペースを開けておくわけですね。
そして、そこにサッシをはめ込んで、外から付属のスクリュー釘で打ち付けます。
内側は、写真のようなスペーサーを枠との間に入れて、ネジで留める。
それだけです。
しかも、サッシを買うと付いてくる取り付け説明書に図が載ってます。ちゃんと読んで準備すれば、一個あたり数十分もあれば付けられると思います。
化粧材を付ける
サッシの室内側に、窓枠として化粧材を付けます。
これは1×6材を使用しました。
こんな感じです。
サッシとの隙間を拡大すると、こう。
板に2mmほどの段差加工をトリマーでしておくことで、サッシとツライチになります。