稲積山-七宝山
今週は香川の里山歩きということで、観音寺・豊中町の間にある稲積山から七宝山にかけて歩いてきました。
もう春の陽気が感じられるようになってきましたね。
【ルート】
【タイムスケジュール】
高屋神社(下)10:30 – 11:25稲積山山頂(高屋神社)11:45 – 上之山(444.2m)12:15 – 南七宝山(389.9m)12:52 – 13:25不動の滝の上の展望所13:45 – 15:20高屋神社(下)
◆
子どもたちを連れて、軽いハイキングのつもりで家を出発。
途中のスーパーでお弁当などを買い、高屋神社下の展望所に車を停めさせてもらって歩きはじめました。
初めてなので、高屋神社の裏に大きな駐車場があるのを知りませんでした(^^ゞ
が、もう一度車に戻って登るのも面倒なので、そのまま…
高屋神社までは急な坂を登っていきます。
高屋神社が見えてきました。
立派なしめ縄が見えます。稲の神様ということで、しめ縄も太い!
流石に出雲大社には負けますが…
ちなみに、この高屋神社は山の上に本宮(上宮)があり、中腹に中宮、下にあるのは里宮(遥拝所)ということのようです。
稲積山に向かう道を歩いていくと、途中からコンクリート舗装されています。
軽自動車は登れるらしいですが、ちょっと怖いですね。
中宮あたりに狭いながらも駐車場がありました。
中宮を過ぎると未舗装路にかわりますが、道はしっかりしていて歩きやすいです。
坂の斜度はそこそこ。
ある程度の標高まで行くと、唐突に石段が始まります。
結構急です。
下から見上げるとこんな感じ。
270段あるらしいです。
ところどころ、ぐらつくところもあってちょっと怖い思いをする人もいるかも?
祭りのときはここを神輿が降りてくるらしいですが…(^^ゞ
石段を登りきると上宮です。
ここからの景色は遮るものがなくて、とても綺麗。
有明浜が見通せます。
ちょっと早いですが、あまりに景色がいいのでここでお弁当を食べることにしました。
と、お弁当を食べていると上宮の奥から小学生達がぞろぞろ…(^^ゞ
聞くと、豊中町の比地大小学校の七宝山登山の御一行らしく、全校生徒と先生、保護者含めてみんなで里山歩きをしているそう。
ちょうど同じタイミングでお弁当を食べることとなりましたので、なかなか賑やかに(笑)
食べ終わったら、続いて七宝山に向けて歩きます。
上宮の奥には林道豊中七宝山線が続いていて、なんと車で近くまで来られる模様。
昔に林道豊中七宝山線は上まで走ったことがありましたが、こんなところまで繋がっていたとは…(^^ゞ
途中、仁尾方面も展望良く見える場所がありました。
この山域は本当に景色がいいですね。
林道から少し離れ、並行する登山道に気になる看板がありました。
なにやら「不老長寿の神泉」とあります。
たった15mとあるので、寄ってみました。
すると不思議な色の池がありました。
奥側から水が滴り落ちてきています。
ヒシャクが置いていましたが、流石に飲むのはやめておきました(笑)
さて、引き続き歩いていると不動の滝に向かう道と、縦走路の分岐がありました。
せっかくなので少しだけ縦走路を歩いてみることに。
この分岐のところもベンチがあって、そこそこ展望が良いです。
縦走路を歩いていると一等三角点「高野山」(444.2m)に着きます。
ただし、看板には「上之山」とありました。
ここで折り返して分岐まで戻り、不動の滝に降りることにします。
途中、「龍王神」の祠がありましたので、お参りしておきます。
そのまま歩いていると、また林道に出ました。
ふと足元をみると、オオイヌノフグリが咲いていました。もう春ですね~
不動の滝に降りるルートがちょっとわからなかったのですが、とりあえず中継塔に行ってみると、右奥から下に降りる道がありました。
ですが、これは間違い。
すぐに気付いて引き返しました。探してみると、この写真で言えば右の隙間から出て、フェンスにそってぐるっと左奥に行くと、正規ルートっぽい道を見つけることができました。
よくわかりませんが、中継塔の手前で脇道があるのではないかと思うのですが、見落としてしまっていました。
途中、ふと木を見ると幹から葉っぱが生えている木がありました。
今までに何度か見たことがありますが、何の木でしょう??
しばらく下り基調の快適な道を歩いていると、また分岐。
南七宝山とあります。
地図を見ると大した距離でもなさそうなので、せっかくなので寄り道してみることに。
しばらく歩くとすぐに南七宝山に着きました。
ここにも三角点があります。
看板も立てられていました。
分岐まで戻り、ずんずんと降りていきます。
するとまた林道に出ました。
ちょうど道路脇の広いスペースの脇に出るようです。
そこから林道をしばらく歩くと、不動の滝の上にある展望所に着きました。
ここで小休憩します。
休憩後、不動の滝に寄りました。
水量は多くはありませんでしたが、そこそこ流れていました。
子どもたちはかなりの距離を歩いていたにも関わらず、遊具に群がっていきました(^^ゞ
しばし遊んだあと、車を停めた所に帰らなければなりません。
ここからはしばらく道路を歩くことになります。それが5kmもあります。1時間以上歩くのは結構だるい…
途中、登った稲積山の独特の山の形が見えます。ラクダみたいですね。
高屋神社の下には立派な石碑。
近くに四国のみちの案内板もありました。
この看板で言うところの、不動の滝から現在地までぐるっと歩いたことになりますね。
軽い気持ちで歩き始めたのですが、累積標高は600mくらいなのでそれほどではありませんが、合計歩行距離11.2kmとかなりの距離になりました。
まだ2月ではありますが、春が感じられる暖かい山行でした。